チョッパーはヒトヒトの実モデル何?雪男じゃなくて月の民?[悪魔の実]

ワンピースのマスコットキャラクターとも言える人気の高いチョッパーですが、動物(ゾオン)系悪魔の実の「ヒトヒトの実」を食べたことは皆さんご存知の情報ですよね。

しかし、動物系の悪魔の実には必ず”モデル”が存在するのですが、チョッパーに関しては未だそのモデルが明かされていません。

そこで今回はチョッパーは何がモデルとなっている「ヒトヒトの実」を食べたのか、”雪男ではなく月の民?”について考察してみたいと思います。

目次

【チョッパー悪魔の実】ヒトヒトの実モデル何?雪男じゃなくて月の民?

チョッパーは「ヒトヒトの実」を食べたトナカイで、この実を食べたことで人間と話せるようになり、人のように二足歩行も可能になりました。

この「ヒトヒトの実」は動物(ゾオン)系・自然(ロギア)系・超人(パラミシア)系といった悪魔の実の種類の中では動物系に分類されます。

動物系悪魔の実には必ず「モデル」が存在し、例えば現CP0のカクは「ウシウシの実 モデル“麒麟(ジラフ)”」、同じくCP0のルッチは「ネコネコの実 モデル“豹(レオパルド)”」といったように、初めて能力を見せた時に悪魔の実の名前とモデルが記載されていました。

チョッパーは「ヒトヒトの実」としか紹介されていませんが、初登場当時は動物系の能力者がほぼいなかった為、特に疑問に思った人は少なかったかもしれません。

しかし物語が進むにつれて動物系能力者も多く出てくるようになり、チョッパーの「ヒトヒトの実」のモデルは何?と疑問に思う人が増えたと思います。

それこそ最初の頃は、悪魔の実を食べたばかりの頃に人間たちから「雪男だ!」と恐れられていたり、暑さが苦手なところから「モデル“雪男”」説が多く言われていたのではないでしょうか。

実際、現在までに登場した「ヒトヒトの実」の能力者たちは、悪魔の実の中でも特に希少性が高い「幻獣種」しかいません。

「幻獣種」というのは伝説上の生き物だったり、神話に出てきたりして実在したか不明な生き物が当てはまりますので、雪男というのもあながち外れてはいないかもしれません。

しかし、物語も終盤にさしかかってきた現在までチョッパーの「ヒトヒトの実」のモデルは明らかにされていないのに、実はモデル“雪男”でした、なんてそんなあっけないことがあるでしょうか?

ここまで隠されてきたからには、チョッパーが更なる覚醒をした時にはものすごい力を発揮するに違いないですよね。

そこから考えられるのは、ルフィの「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“ニカ”」と対になるような神の力、もしくはニカは「解放の戦士 “太陽の神”」とされているので、それと反対の「月の民」ではないかという説です。

まずは神の力だという説から考えてみましょう。

チョッパーに神の力が宿っているとすれば、それはまさしく「医術の神」の力と言えそうですよね。

「医術の神」は日本だけでなく西洋や中国にも存在していますが、今回は日本の神である「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と仮定して考えてみようと思います。

「大国主命」は神話『因幡の白兎』に登場する神で、騙したワニに毛をむしり取られて痛みに苦しんでいた白兎に大国主命が助言をしたところ、みるみるうちに体の傷は癒え、毛も元通りになる、という描写があります。

このことから大国主命は医術の神とされ、現在は出雲大社や金毘羅宮などの祭神となっている有名な神様です。

チョッパーの夢は「俺自身が万能薬になる」こと。

つまり何でも治せる医者になるということですから、何でも治せる「医術の神」の力を悪魔の実から得ていたとしても不思議ではありません。

もう1つの可能性である「月の民」についても考えてみましょう。

「月の民」は本編にはまだ登場していませんが、単行本などで見られる扉絵シリーズで、エネルがルフィに敗北した後、月に向かったという扉絵シリーズの中で「月の民」を見ることができます。

その月の民というのがこちらです。

エネルの後ろにいる小さな人たちが「月の民」なんですが、チョッパーの普段の姿によく似ていますよね。

この小人たちは実はロボットなんですが、月に残されている壁画にもこの小人たちは描かれていて、かなり昔から存在していたか、もしくはモデルとなった人間たちがいたのかもしれません。

また、動物系の能力者のモデルは現実世界に存在するものばかりではなく、ルフィの能力のモデルがワンピースオリジナルの“ニカ”であることから、オリジナルキャラである「月の民」がモデルということも十分にあり得る話です。

「神」や「月の民」以外には、チョッパーはミンク族との絡みが多いことから、ミンク族の昔の英雄では?という説も挙がっています。

チョッパー以外のヒトヒトの実の能力者とモデル名

最初に「ヒトヒトの実」として出てきたのはチョッパーが最初ですが、現在までに「ヒトヒトの実」の能力者はチョッパーを除いて3人登場しています。

1人目は海軍本部元帥から海軍本部大目付になったセンゴクです。

センゴクは「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“大仏”」の能力者で、能力を発揮すると全身が金色になり、手から衝撃波を放つことができるようになります。

2人目はワノ国編で登場した化け狐のオニ丸です。

オニ丸は「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“大入道”」を食べた能力者で、チョッパーと同じように動物が悪魔の実を食べたパターンなんですが、チョッパーとは違い人型になった時にしか人間と会話することができません。

3人目は主人公、モンキー・D・ルフィです。

ルフィに関しては長らく「ゴムゴムの実」として知られていましたが、ワノ国編のカイドウとの闘いの中で覚醒し、「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“ニカ”」だったことが発覚しました。

ヒトヒトの実モデル”ニカ”の能力で分かっていることは?

ルフィの能力のモデルとなった“ニカ”は過去に月からやってきて、地球で奴隷の開放を成し遂げた英雄です。

ただ、世界政府からはその能力を危険視されており、世界の歴史からも“ニカ”の存在は世界政府によって隠されていました。

そんな“ニカ”は作者の尾田栄一郎先生曰く、「一番ふざけた能力」だとされています。

その能力は、まずルフィがずっと使ってきたゴムのように伸縮自在な体

そして“ニカ”の能力が覚醒した後は、ルフィの空想の通りに戦えるようになりました。

例えば、ルフィが修業を経て身に着けた「ギア3(サード)」は、指をくわえてそこから骨に空気を送り込むことで腕を巨大化させて攻撃していましたが、覚醒後は頭で考えただけで全身を巨大化させることができるようになりました。

また、元々ゴム人間だった為に雷の攻撃は効きませんでしたが、覚醒後はそこにプラスして雷を掴んで投げて攻撃することもできるように。

さらに、悪魔の実というのは覚醒すると周囲にも影響をもたらすとされている通り、自分の周りにある地面や人間でさえもゴムのように伸ばしたりすることができるようになり、ワノ国のカイドウ戦では地面をびよーんと伸ばしてカイドウの攻撃を防いだりもしました。

そして“ニカ”には周囲の人々を笑顔にするという力があり、“ニカ”の能力が発揮される「ギア5(フィフス)」では常にルフィは笑っています。

悪魔の実は、元白ひげ海賊団のマルコの「トリトリの実 幻獣種モデル“フェニックス”」のように神の力が込められていると、複数の能力を使うことができると言います。

その為、ルフィにはまだまだ隠された能力が眠っていそうですね。

チョッパーはヒトヒトの実モデル何?雪男じゃなくて月の民?[悪魔の実]まとめ

今回はチョッパーが食べた「ヒトヒトの実」のモデルは何なのか、そして「ヒトヒトの実」の能力者についてご紹介しました。

もうワンピースも最終章へと突入し、どのタイミングでチョッパーが覚醒して真の能力を見せてくれるのか気になるところ。

また、これから最後に向かってカイドウよりも強大な敵が待ち受けているのかと思うと、心配にもなりつつ、どんな最後を迎えるのかも楽しみですね。

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