ルフィが食べた悪魔の実が『ゴムゴムの実』ではなく『ヒトヒトの実幻獣種モデル”ニカ”』ということが明らかになり、とても衝撃を受けましたが、ルフィが食べた悪魔の実はシャンクスが持っていたものでしたよね。
シャンクス率いる赤髪海賊団が敵船から奪い保持していたとありましたが、なぜこの実を奪ったのでしょうか。
百獣海賊団のフーズ・フーがゴムゴムの実の護送に失敗したことで投獄されていることから、ゴムゴムの実は悪魔の実の中でも特別なものだということが分かります。
また五老星も「我々から逃げているよう」と口にするほど、努力してもなかなか手中に収められない実のよう。
ここではなぜシャンクスがゴムゴムの実を奪ったのか、五老星と関係があるのかについて考察してみました。
シャンクスはなぜゴムゴムの実を奪った?
シャンクス率いる赤髪海賊団は13年前に東の海(イーストブルー)で”敵船”からゴムゴムの実を奪ったと言っていましたよね。
最近になって、その”敵船”が海賊ではなくCP-9が護衛する世界政府の船だと言うことが明らかになりました。
白ひげやドフラミンゴですら、自ら海軍の船を襲うことはしないとのことなので、シャンクスには相当な狙いと覚悟があってゴムゴムの実を奪ったという事が推測できます。
そこまでしてゴムゴムの実を奪いたかったのにはどんな理由があったのでしょうか。
もしかしたら、シャンクスはゴムゴムの実が本当は『ヒトヒトの実幻獣種モデル”ニカ”』だということを、その時すでに知っていたのではないでしょうか。
シャンクスはラフテルから帰ってきたロジャーと話をしていましたが、その時にゴムゴムの実の正体や世界に及ぼす影響などをロジャーから聞かせられた可能性もあります。
そもそも、『世界政府がCP-9付きで護送していた』と言うだけで、相当重要なものだと言うことがわかりますよね。
シャンクスの目的が、ラフテルなのか、はたまた別の目的なのかはわかりませんが、シャンクスは何らかの目的のためにゴムゴムの実が必要だったのでしょう。
一説には、シャンクスは『世界の均衡を守っている』と考えている人もいるようです。
もし本当に世界の均衡を守っているのであれば、むしろ政府側の考え方に近い様にも思えます。
世界政府最高権力の五老星も「世界の均衡を守る」ために権力を使って海軍やCPに指示を出しているようなので、この両者には何らかの関係性が築き上げられている可能性も考えられます。
シャンクスと五老星の関係は?
ワノ国篇の前にシャンクスが五老星と密会をしていましたよね。
理由は『ある海賊について』の話でしたが、どの海賊のことについての話だったのか、どんな内容の話だったのかはまだ明かされていません。
このシャンクスの行動がかなり謎だったことと、シャンクスと五老星の会話が意味深だったことで、様々な憶測を生んでいます。
特に、シャンクスと五老星との会話はとても興味深い内容でした。
『立場上、君は政治に関わるべきではない』
『君だから時間を取った』
この二つの言葉は、五老星とシャンクスの関係性が垣間見えた言葉でした。
”政府の人間”と”海賊”という関係だけではない、ある種の信頼関係が両者の間で築かれているようなやりとりです。
五老星とは、世界政府の最高権力者であり、シャンクスは世界政府からゴムゴムの実を奪っているのに、信頼関係のようなものがある、というのはとても不思議な関係ですよね。
信頼関係といえば、頂上戦争の時もセンゴクから「お前なら、いい」と言われ、シャンクスの顔を立てて戦争を終結させていました。
海軍や世界政府に顔の効くシャンクスとは一体何者なのか、物語が進むごとに謎が深まりますね。
シャンクスななぜゴムゴムの実を奪った?五老星と関係がある?まとめ
第一話から登場し、主人公ルフィにとって絶対的な存在であり、謎の多い海賊シャンクス。
ゴムゴムの実を奪ったことが、もし本当に『世界の均衡を守るため』なのであれば、その行動は『一つなぎの大秘宝(ワンピース)』や最後の島『ラフテル』、『空白の100年』など、色々なことに絡んできそうですね!
最新話では五老星の一人の名前が明かされたりと、少しずつ謎が明かされているので、シャンクスと五老星との関係や正体が明かされる日も遠くはないかもしれませんね。