ジンベエの年齢と過去や強さ麦わらの一味加入はいつから?仲間になった理由も

「ワンピース」麦わら海賊団の操舵手として9人目の仲間になった「海侠のジンベエ」。

麦わらの一味に加わるであろう描写は随分前からありましたが、当時ジンベエが船長を務めていた「タイヨウの海賊団」などの事情によりなかなか一味加入が実現せず、どうなるのかとても気になっていた読者も多いのではないでしょうか。

その証拠に、当時はなかなか仲間にならないジンベエに対して、仲間になる前に死んでしまうのではないかなど、様々な憶測が出ていましたね。

ここではワノ国で晴れて正式に麦わらの一味に加入したジンベエの過去と年齢や強さ、麦わらの一味に加入することになったのはいつからなのか、また仲間になった理由についてまとめました。

目次

ジンベエの年齢プロフィールと過去や強さについて

名前:ジンベエ

通称:海峡のジンベエ

出身:リュウグウ王国

懸賞金:11億ベリー

身長:301cm

ジンベエはその名の通り「ジンベエザメ」の魚人で現在46歳、身長は魚人族の中でも大きめの301cmもあり、麦わらの一味の中では最高身長です。

また、ジンベエザメのように普段はおおらかな性格ですが、仁義に厚く、その仁義に反する行為や人物には容赦しないところもあり、そこが「海峡」ではなく「海侠」の異名の所以なのでしょう。

現在46歳のジンベエは、もともとフィッシャー・タイガーが旗揚げした「タイヨウの海賊団」の2代目船長を務めていました。

「タイヨウ」というのがカタカナなので、大海原を意味する「大洋」なのか「太陽」なのか判然としませんが、ジンベエを始めタイヨウの海賊団船員には体に太陽の刻印があり、太陽の下(人間が住む世界)で人間との融和を目指していたオトヒメ王妃に賛同していたので、「太陽」の意味合いが強いのかなと考えます。

タイヨウの海賊団船員には、天竜人の奴隷とそうでない者との区別がつかないように体に太陽の刻印がありますが、フィッシャー・タイガーがマリージョアを襲撃して奴隷解放をした15年前、ジンベエは魚人島でネプチューン軍の兵士をしていたので元奴隷ではないと予測できます。

もともと人間を毛嫌いしている魚人族において、例にもれずジンベエも人間に対しては否定的な考えを持っていましたが、タイヨウの海賊団でのコアラ、エースや白ひげなどの色々な人間と関わっていくうちに考え方が変わっていきました。

そして、魚人族が政府に近づけるようにするため、魚人族初の王下七武海となります。

その際に恩赦として釈放された同郷のアーロンが過去にナミを苦しめたことを知り、その事実は自分のせいだと思い、仁義を重んじるジンベエにとっては重くのしかかりました。

自害も考えてナミに謝罪しますが、ナミはその過去があったおかげで今の出会いがあるから勝手に謝らないでと笑って許す、何ともハートフルなシーンもありましたね。

さて、ジンベエの戦闘能力に関してですが、その強さは魚人の中でも最強クラス、麦わらの一味でもゾロ、サンジと並んでトップクラスの戦闘力があると思います。

ワノ国編で倒した相手は、ゾロやサンジが倒した大看板2人と比べると少し落ちる飛び六胞のフーズ・フーでしたが、その懸賞金は飛び六胞最高額の5億4600万ベリーで、ゾロやサンジのように苦戦することもなくあっさり倒したところを見ると、その強さがうかがい知れます。

必ずしも【戦闘力=懸賞金】ではありませんが、懸賞金はゾロ11億1100万ベリー、ジンベエ11億ベリー、サンジ10億3200万ベリーなので、やはり相応の強さがあるのでしょう。

ジンベエの麦わらの一味加入はいつから?仲間になった理由も

ジンベエは、「ワンピース」作中において初めて登場したのは意外にも早く、8巻のアーロンパーク編では既にその名前とシルエットが登場していました。

はっきりと姿が分かったのは54巻のインペルダウン編で、ルフィが仲間になるよう勧誘したのが66巻魚人島編、そこから正式に仲間になったのが97巻のワノ国編です。

初登場から仲間になるまで実に90巻近くかかった、仲間になるまで一番時間のかかった人物ですが、初登場の時はまだしも、勧誘してから仲間になるまでなぜこれほどの時間がかかったのでしょうか。

もちろん、作中では仁義を重んじるジンベエが、大元にあるビッグ・マム海賊団とのけじめをつけるためとされていますが、ただ単純にジンベエが船長のルフィより強いからという、設定上の問題もあったことも予想できます。

船長より強い戦闘員がいるというのは、少なくとも今のところのワンピースでは有り得ない設定です。

ジンベエを勧誘した後のホールケーキアイランド編では、ビッグ・マムにはルフィの大技ですら簡単に止められてしまうような状態でしたが、ジンベエは致命傷までは与えられずともそのビッグ・マムの巨体を吹っ飛ばすほどの力を持っていました。

この段階でルフィの方がジンベエより強いかと言われれば、印象的にはジンベエの方が強いのかなと思ってしまいますよね。

そのため、最終的にカイドウをも一騎打ちで倒してしまう、その戦闘力が少しずつ出てきていた97巻の段階であれば、船長を戦闘員が超えてしまうという逆転現象のようなものは起きないので仲間になった、というような感じかもしれません。

ではジンベエが麦わらの一味に入ると決断した理由は何でしょうか。

それは、ジンベエの義理堅い性格とルフィの人柄に惚れたからではないかと思います。

大恩のある白ひげと、その白ひげが大切にしていて、ジンベエが命を懸けてでも助けたかったエース、そのエースが命を懸けて守ったルフィを、自分が守らねばという使命感はあるでしょう。

ビッグ・マム海賊団の傘下を辞めることを申し出てビッグ・マムと対峙した時には、

「未来の『海賊王』の仲間になろうっちゅう男が『四皇』ごときに臆しておられるかァ!!」

と言い放ち、ルフィの仲間になるためなら世界最強クラスの相手を前にしても怯むことがないほどにルフィに惚れ込んでいることが分かるシーンでしたね。

ただ、ロビンとチョッパーを除き、麦わらの一味の仲間になると乗船した時かその後に「○人目」というタイトルが必ずつきます。

ジンベエが乗船した段階ではそのタイトルがつかなかったことを考えると、これからジンベエの重要な話がまだまだ出てきそうですね。

ジンベエの年齢と過去や強さ麦わらの一味加入はいつから?仲間になった理由も まとめ

今回は、麦わらの一味に新しく操舵手として仲間になったジンベエについておさらいしてみました。

荒れ狂う海での操舵や、ジンベエ自身が海を自由に動けたり海の生物と会話が出来たりする能力は、これから先の物語で大活躍することは間違いないでしょう。

まだまだ仲間になってからは日が浅く、これからジンベエに関する新たな話が出てきそうですよね。

1065話「6人のベガパンク」では、ジンベエの姿かたちをした「セラフィム」も登場し、その理由も気になるところです。

くまのパシフィスタやベガパンクとどんな関係があるのか、目が離せない展開になってきましたね。

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